本日5月12日〜30日まで、
東京の武蔵野美術大学にて、
「OKINAWA×沖縄= 〜コザ・銀天街を写す〜」 が開催されます。
企画者は、コザ出身で東京でアートと街について勉強中の岸本美々子さん!
スタジオ解放区の紹介を通して、彼女のとらえる沖縄像を伝える試みです。
東京の皆さん、是非ご来場下さい。
下記は、
今回の開催に寄せてスタジオ解放区よりのメッセージとなります。
C5 Exhibition vol
「OKINAWA×沖縄= 〜コザ・銀天街を写す〜」開催へ寄せて
一昨年の年の暮れに、一通のメールが届いた。そこには、“自分は東京でアートと街の勉強をするための卒業論文を書くために調査をしていたら、自分の出身地であるコザ(沖縄市)でアートプロジェクトが行なわれていることを知り、驚いて連絡した。正月の帰郷にあわせて取材をしたい。”との内容があった。これが、岸本美々子との出会いである。彼女の実家は、銀天街から徒歩1分ほどの場所にある商店で、会ってみると彼女の行動や雰囲気は、まさしくコザDNAを感じさせた。
その出会いをきっかけに、スタジオ解放区の活動に彼女も参加していくことになる。昨年の夏にスタジオ解放区が企画した『映画時間〜コザ街歩き映画祭〜』(アサヒアートフェスティバル2007参加)での上映作品である 「バイバイコザ」と「赤い空の街」を観て、彼女はベソベソと泣いた。子どもたちのたくましさや優しさ、おじさんたちの人間臭さをみていると、本当に大事なことを考えさせられる。東京にいって流行やかたちに振り回されていた自分に気がついた、地元が嫌だと思い東京にいったけど、地元を誇りに思えるのが嬉しいと涙を流した。
沖縄の人は、一度沖縄からでるとその良さを実感して帰ってくる人が多い。彼女は、その良さを実感し、内地と沖縄を行き来しながら、その事実を彼女なりに人々に伝えていこうとしている。今回の、「OKINAWA×沖縄= 〜コザ・銀店街を写す〜」の企画は、その大きな一歩である。彼女の視点からスタジオ解放区の活動を紹介してもらうという機会を得てとても嬉しく思う。
スタジオ解放区のある銀天街は、青い空も青い海もない。でも、私たちの沖縄の入り口はこの街であった。この街から、色々なことを知り、学び、体験してきた。日常そのものとしてこの街と関わっている私たちの活動は、アートプロジェクトという定義からはみ出ているかもしれない。小さな街で繰り広げられる日々の出来事の積み重ね。そのことが次のエネルギーへとつながっていく。今回上映される「バイバイコザ」も、完結した物語ではない。映像のなかにでてくる人々は今もこの街で日々を送る。子どもたちは成長し、ある人は体調を崩し当時の元気を失い、ある人は未来へ向って日々悪銭苦闘する。撮り手である本人もこの街の一人として生活し、その現場自体を変化させている。つまり、日々の日常が物語の一瞬となっていく“未完の物語り”である。今回の、企画展をきっかけに新しい物語が又生まれるかもしれない。
C5 Exhibition vol「OKINAWA×沖縄= 〜コザ・銀天街を写す〜」の開催 おめでとう。
スタジオ解放区
- 2008/05/12(月) 15:43:30|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0