スタジオ解放区

夏 草 や 兵 ど も が 夢 の 跡  かつて、繁栄を極めたコザを舞台に、 忘れられた街コザ十字路銀天街エリアに生息するものたちの生記録。

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銀大講座 『親子でみたドイツの国際展』 報告

29日(木)に行われた『親子でみたドイツの国際展』レクチャーでは、琉球大学、地域デザインゼミのティテゥス・スプリーさんが故郷であるドイツで行われた国際展を報告してくださいました。
『親子でみたドイツの国際展』レクチャーの感想が、古堅さんのブログ「コザの八百屋の独り言」でも、レポートされています。
1955年からカッセルで始まって5年に一度のペースでおこなわれてきた『DOCUMENTA』2007年は12回目の開催です。大規模な国際展が多発するなか伝統をもった国際展でもあります。社会彫刻の概念をうちだし、カリスマ的な存在をもつヨーゼフ・ボイスや、様々なもの(美術館もラッピング)をラッピングすることで社会にメッセージを投げかけているクリストなども『DOCUMENTA』に参加してきました。毎回100日間の開催で、何百という作品が何カ所かにわかれて展示されます。人間の鑑賞できる量はある程度かぎられるので、何百という作品展示はいくらみても見終わらないというお腹いっぱい状況になります。大規模国際展とは対象的な、草の根的な活動が増えている今日この頃、アートのもつ力を問い直す時ではないでしょうか?デパートの商品をみていくように作品を鑑賞するのではなく、アートが人や街と関係を持ち、社会に対して何らかの影響を与えること。アート界だけの話ではなく、社会から生まれ社会に還っていくような力が本来のアートにはあるはずです。難しいですが、そんなあたりを感じました。

もうひとつ紹介されたのが、ドイツのミュンスターという整備の行き届いた地方都市で、1977年より10年に一度のペースで行われている『ミュンスター彫刻プロジェクト』。街なかに40作品程の彫刻作品が展示されます。その街の美術館のキュレーターが立ち上げに関わっているそうです。10年間の準備期間があるので色々手が行き届いていて、作品鑑賞のための自転車が無料レンタル(しかもチャイルドシートつき!)され、展覧会カタログには、子ども用につくられたカタログもあります。(マンガ的に絵とお話で作品を紹介)。親子で鑑賞にいったティトゥスさんは感激したそうです。でも作品の見応えはいまいちだったとか。。。

ヨーロッパの方はアートに対する関心が日本よりもともと強いので、このような国際展やギャラリーなどにも足をよく運ぶようです。現代の日本社会では、アートはあまり興味をもたれないので、その境界を越境するために草の根的なアートプロジェクトが多発しているのかもしれません。そのため、アートとしての強度が弱まるなどの問題もでてきがちですが、もともと、日本人のセンスとして日常とアートの境界はゆるいはずです。暮らしのなかのアートということで考えるても、西洋の絵画は立派な額に入れられ飾られ日常と区切られますが、日本の場合ふすまや屏風などをかんがえてもその境はあいあまいです。

社会におけるアートの存在を考えさせられるレクチャーでした。ティトゥスさんありがとうございました~。
  1. 2007/12/01(土) 18:21:14|
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